2013年1月31日木曜日

書評:20歳のうちに知っておきたかったこと

スタンフォード大学(2001年)

このところ私の主観的通勤時間を短縮してくれたのが、この「20歳のうちに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」ティナシーリング著・高遠裕子訳。

今の日本は「成功すること」よりも「失敗しないこと」に重きが置かれています。

でも「成功すること」と「失敗しないこと」は対立する概念ではなく両立するものだし、失敗も将来への資産として必ず残っていく。発想を変え、視点を変え、挑戦し続ける…そういうことで人生は変わっていく。きちんと礼状を出す、win-winの関係を常に意識する、無闇に敵は作らないなど社会人としてやっていくための基本。この本に書かれているのは、そういうことです。

この本を読みながら3年前に転職した時のことを思い出しました。何社か面接を受けましたが、断られた理由の一つが「長年自営業だった方は、会社組織に馴染みにくい」でした。まぁ…拾ってくれた今の勤務先での自分を思うに、それは正しい判断だったと言わざるを得ないのだけれど。

一般に日本ではフリーランスとしての経歴はむしろマイナスになることが多いです。純粋に技術だけやってるフリーランスも少なくないけど、私のような中途半端な人間は、企画も営業も経理も、全部やらないとお金にならない。そういう生活をしていると「どうすればお客さんに振り向いてもらえるか」ということに対する嗅覚が異常に発達します。今の会社でも、Salesforce事業の立ち上げではその嗅覚が役に立ったと思います。でも、ここは「失敗しないこと」が最重要視される日本のカイシャ。

いろいろ考えることも多い今日このごろなのですが、この本は、日々感じていた違和感を払拭してくれました。

そういえば、今日でちょうどサラリーマン3年目が終わりです。

そろそろ本気出すw ←死亡フラグ

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