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2013年9月22日日曜日

レビュー:おじょじょじょ(1)

ペンネームが嫌いだから読まない、というのもアリだと思う。

そういう意味で、「クール教信者」なんていうペンネームは一言でいえばウザすぎる。でも、Webコミックとして公開されていた「旦那が何を言っているかわからない件」は面白かった。語り口がウザいけど、語られていることが妙に胸を打った。

で、商業誌連載でのこの作品。ペンネーム変えた方がいいんじゃねーの?とまず最初に思った。ウザいのだが、Amazonのオススメにやたら出てくる。あんまりしつこいので買ってみた。


金持ちで高慢で自ら作った壁ごしでなければクラスメートと接することのないお嬢様と、無口でぼっちの変人のラブコメ…とまとめてしまえばごく平凡な話だ。世の中にというか日本には腐るほどある。うちの本棚にもたくさんある。あまりにもベタすぎて「うる星やつら」以来の老オタは「あー、はいはい」で済ませなければいけない作品だと思います。

でも…この作品を形容する言葉が見つからないけど、一番近い言葉は…

美しい

です。絢爛豪華な絵ではないし、いわゆる萌え絵でも美男美女が出てくるわけでもない。でも、このラブコメは美しい。

2013年2月6日水曜日

書評:花のズボラ飯

話題になっているし、バナーなどで見かけたヒトも多いはず。

出てくるメニューは、「一人で雑に済ませる時のパッと作れて妙に旨い」っていう路線なので、茹で上がったスパゲティにごま油とゆかりをふりかけて食べたりしている私には別に違和感なし。ただ、違和感ないというか、当たり前すぎて今ひとつ。

饒舌はいつものクスミなので良いのだけれど自分のことを名前で呼ぶ30女も、部屋を床が見えないほど散らかす奴も嫌いなので、最後まで読み通すのが苦痛だった…。

1つだけ素晴らしいと思ったのは、きりたんぽを切る音。乾燥きりたんぽってこんな音するわw

2013年2月1日金曜日

祝!「栄光への5000キロ」発売!

石原裕次郎主演の幻の映画

「栄光への5000キロ」発売!

…いや、もっと前から発表されてたと思うんですが、さっき、このブログの右側に「好きな映画」ってのを追加してる時に「そういえば、幼稚園児の時に見たっきりだなぁ…とにかくあの車載映像とかもう一度見てみたいなぁ」と思ってAmazonで検索してみたら出てきました。



びっくりです。

ともかく、トヨタとニッサンがグループ7カーでガチンコ勝負し、ニッサンブルーバードがサファリラリーを席巻していたそんな時代、もう車載映像だけで大変なお宝です。富士スピードウェイのあの長いストレートに続く今はなき高速バンク、あれを今と比べてボディ剛性も空力もタイヤも貧弱なのに450馬力以上(ニッサンR381・公称)を絞り出すマシンでフルスロットルのまま駆け抜けていくなんて想像できないですよね。車載映像がほんとに怖かったのを覚えています。

それほどの映画なのに、ほとんど再演されることはありませんでした。510ブルーバードのオーナー会が特別に上映会をやってもらったとかそういうレベル。

さぞかしお高いんでしょう?と思っていたら3,000円代、いーのかそれで>石原プロ

この映画の原作ともいうべき本も持っていたんだけど捨ててしまった。さっきみたら9800円の値段がついてやがんの。

しかし懐かしい。今から約45年前、叔父Aおよび叔父Bと、2回見に行きました。叔父B(弟)は途中から見て次の会途中まで、叔父A(兄)はしっかり次の上映開始まで待ってそこから最後までしっかり…と同じ兄弟でも違うもんだなーと子供心に思ったのを覚えています。電車無くなって吉祥寺からおんぶしてもらって帰ってくる途中に食べさせてくれた寿司、半分寝てたけど美味かったっけ。

2013年1月31日木曜日

書評:20歳のうちに知っておきたかったこと

スタンフォード大学(2001年)

このところ私の主観的通勤時間を短縮してくれたのが、この「20歳のうちに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」ティナシーリング著・高遠裕子訳。

今の日本は「成功すること」よりも「失敗しないこと」に重きが置かれています。

でも「成功すること」と「失敗しないこと」は対立する概念ではなく両立するものだし、失敗も将来への資産として必ず残っていく。発想を変え、視点を変え、挑戦し続ける…そういうことで人生は変わっていく。きちんと礼状を出す、win-winの関係を常に意識する、無闇に敵は作らないなど社会人としてやっていくための基本。この本に書かれているのは、そういうことです。

この本を読みながら3年前に転職した時のことを思い出しました。何社か面接を受けましたが、断られた理由の一つが「長年自営業だった方は、会社組織に馴染みにくい」でした。まぁ…拾ってくれた今の勤務先での自分を思うに、それは正しい判断だったと言わざるを得ないのだけれど。

一般に日本ではフリーランスとしての経歴はむしろマイナスになることが多いです。純粋に技術だけやってるフリーランスも少なくないけど、私のような中途半端な人間は、企画も営業も経理も、全部やらないとお金にならない。そういう生活をしていると「どうすればお客さんに振り向いてもらえるか」ということに対する嗅覚が異常に発達します。今の会社でも、Salesforce事業の立ち上げではその嗅覚が役に立ったと思います。でも、ここは「失敗しないこと」が最重要視される日本のカイシャ。

いろいろ考えることも多い今日このごろなのですが、この本は、日々感じていた違和感を払拭してくれました。

そういえば、今日でちょうどサラリーマン3年目が終わりです。

そろそろ本気出すw ←死亡フラグ